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エリザベート皇后

正式名エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハオーストリアハンガリー帝国の皇帝(兼国王)フランツ・ヨーゼフ1世の皇后。「シシィ」の愛称で知られる。当時のヨーロッパ宮廷一といわれた美貌に加え、身長172cmと背が高く、ウエスト50センチで体重は50キロという驚異の体形の持ち主だった。美貌と痩身であることに執念を燃やし過酷なダイエットや美容方法でそれを維持していたが、年を取るにつれて皺とシミだらけになった顔を分厚い黒のベールと革製の高価な扇や日傘で隠すようになり、それが彼女の晩年の立ち居振る舞いを表す姿として伝説となっている。1898年9月、旅行中にスイス・ジュネーヴのレマン湖の畔で、無政府主義者ルイジ・ルキーニに心臓を刺され、生涯を終える。

近年、このエリザベート皇后を題材にしたミュージカルが上演されている。

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